いろんな肌タイプに合わせてスキンケアアイテムが販売されているが、自分の肌タイプに合ったアイテムをセレクトすることが重要だ。まずは、自分の肌タイプを知り、それぞれの肌タイプに合わせたスキンケアのポイントを紹介する。
- 自分の肌のタイプを知る
- 肌タイプの種類は大きく分けて4つ!まずはどんな種類があるか知ろう
- セルフチェックの方法を紹介
- 時間がある時に試したいチェック方法
- 起床時にチェックする方法
- 肌タイプ別:毎日のスキンケアで気をつけたいポイント
スキンケアアイテムを探していくと、「敏感肌用」「乾燥肌用」など肌タイプに合わせた商品を一度は目にしたことがあるだろう。ただ、自分がどの肌タイプなのか知っているメンズは意外と多くない。自分の肌タイプを理解し、自分に合った化粧品を探していこう。
大きく分けて肌タイプは4つに分かれる。
普通肌
乾燥肌と脂性肌の中間にある肌のこと。
皮脂の分泌量が適量かつ肌の水分量が十分にある状態で、肌のテカりや脂っぽさが少ない。普通肌の場合は、肌悩みの少ない肌質。
乾燥肌
皮脂の分泌量や肌の水分量が少ない状態。文字の通り、肌が乾燥し、カサついている肌のこと。
肌のキメは細かいものの、肌が荒れてしまいやすい状態で、肌状態が乱れることもしばしば。
脂性肌
皮脂の分泌量が多い状態で、顔全体が脂っぽいため、テカりが目立ちやすい肌のこと。
肌は厚く、毛穴は大きく開いている状態であることも。
混合肌
皮脂の分泌量が多く、脂っぽいにもかかわらず、肌の水分量が少ないため乾燥しやすくなっている肌のこと。
皮脂が十分にあるものの角質層のバリア機能が弱く、また水分量が不足している。
◎「敏感肌」と言われることが多いが、皮膚科学的には敏感肌は明確な定義はなく、顔にスキンケアアイテムを使った後や、石鹸で洗顔をした後に「ヒリヒリしたりチクチクするように感じる」「肌がつっぱる感じがあるが、これといって目に見える症状がない状態」のことを敏感肌と呼びことが多い。
敏感肌の多くは、健康的な肌と比較して、肌のバリア機能が低下しており、皮脂が少ないため乾燥しやすい傾向にある。冷暖房などの外的環境、ストレスや体調の変化、花粉などの季節的要因に敏感に反応して肌トラブルが起きやすい肌のことだ。
大きく分けて4つの肌タイプの特徴を知ったあとは、自分の肌タイプを知る簡単な診断を2つ紹介!
セルフチェック方法をご紹介
①時間がある時に試したいチェック方法
お風呂上がりなど時間がある時に下記の2つを試して欲しい。
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1)洗顔後、タオル等で顔を拭いた後、何もせずに約10分間待つ
2)10分後、鏡を見て、肌状態に変化がないか確認してみよう。その後、Tゾーン(おでこと鼻筋部分)と頬をそれぞれ10秒間ほど、油取り紙を使って顔に押し当ててみて、脂のつき具合を確認
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上記2つを試したら、早速4つのどのタイプかチェックしよう!
①「10分以内にお肌のつっぱりを感じず、目元のしわがあまり気にならない。油取り紙に油はつかない」
→普通肌
②「つっぱりを感じ、目元のしわがやや気になる。また、油取り紙に油があまりつかない。
→乾燥肌
③つっぱりを感じず、目元のしわがあまり気にならない。また、顔のTゾーンや頬の両方に油がついている状態。
→脂性肌
④部分的につっぱりを感じ、目元のしわがやや気になる。また、Tゾーンのみ油がつく状態。
→混合肌
診断方法その2 ~朝起きた時にチェック~
起床時、顔を洗う前に、顔のUゾーン部分が下記のどの肌タイプの状態に近いか、で判断する。
普通肌
べたついていたり、肌が乾燥しているようなカサつきも、ほとんどない。
乾燥肌
全体的にカサついている。
脂性肌
全体的にべたつき、カサつきはない。
混合肌
べたつき部分が多いが、カサつきも少しある。
肌タイプに合わせて心がけるスキンケアのポイント!
◎普通肌
季節により皮脂の分泌量が多くなることや、乾燥が気になることもあるはず。その時の肌のコンディションに合わせてスキンケアを行うことが大切。肌の悩みは少ないかもしれないが、乾燥が気になるときはクリームなど油分が多いアイテムを使うことがポイントだ。
◎乾燥肌
秋冬など寒くなり乾燥が進むと、皮膚が乾燥し白い粉を吹いたり、肌状態が敏感になることがあるはず。サラッとした化粧水よりもしっとりとした化粧水のアイテムを選ぶことで水分を補うことに加え、クリームやオイルなどのアイテムを選び、油分を肌に与えることも重要だ。
◎脂性肌
額や鼻で毛穴がポツポツと目立ち、赤みを帯びて見えていて気になることも。吹き出物やニキビができやすいので、メイクをする場合は化粧崩れしやすいだろう。気になる毛穴の汚れや黒ずみは優しく洗うことがポイント。顔にテカる部分がある場合でも化粧水だけで終わらせようとしないこと。テカりが気になる場合は、サラッとしたテクスチャーの乳液を活用したり、オイルやクリームで肌に蓋をして、潤いを逃さないようにケアすること。
◎混合肌
季節で変化するという人もいるこのタイプは、夏には脂性肌、冬に脂性乾燥肌になるという人もいる。頬やアゴ、首などのフェイスラインにできやすい大人ニキビに悩む方も多く、部分的に肌の乾燥が目立つことも。肌の乾燥が気になる部分には少し多く保湿を行うことや重ね付けなどを行い、うまくスキンケアアイテムを調整してみよう。